教皇、ローマ大学講演中止 ガリレオ裁判見解に批判受け 2008年2月2日

 【CJC=東京】17世紀に地動説を唱えたガリレオ・ガリレイの裁判について教皇ベネディクト16世が1990年、教理省長官として述べた見解がイタリアで論議を呼んでいる。
  前任の故ヨハネ・パウロ2世は教皇在任中、ガリレオに関して、バチカン(ローマ教皇庁)が有罪判決を下したのは誤りだったと認めた。ただ、当時の判断は理解できるものだったとして判決を擁護もしていた。
  問題は、教皇を補助する立場の教理省長官として、当時のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿が、「ガリレオの時代、ローマ・カトリック教会はガリレオ自身よりもはるかに理性に忠実であり続けた。ガリレオに対する一連の措置は、理にかなった公正なものだった」と述べていたこと。

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