「日の丸・君が代」 不起訴で新たに20人処分 東京都 根津さんは停職6カ月で免職回避 2008年4月12日

 東京都教育委員会は3月31日、2007年度の卒業式で「日の丸・君が代」の強制に対し不起立・退席などで抵抗した教職員20人を懲戒処分とした。これで06年の「10・23」通達に基づく処分者数は、延べ408人に上った。
 20人の内訳は、停職6カ月が2人、減給が9人、戒告が9人。今回初めての処分者が約半数の9人を占めた。中には4年前の処分を理由に非常勤教員の採用を拒否されたケースも含まれている。
 同日、全水道会館(東京都文京区)で行われた被処分者の会など4団体主催による集会には、都立学校の教職員ら約270人が参加。再雇用選考の合格を取り消された都立豊島高校定時制の片山むぎほさんは、母親の着物に身を包み、「戦後の民主教育に期待しながら、育児のために退職せざるを得なかった母の思いも踏みにじられた」と怒りを露にした。

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