教皇訪豪 「世界青年の日」ミサに40万人 〝精神の砂漠化〟に危機感 2008年8月2日

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は7月21日、カトリック教会の公式行事「世界青年の日」に出席するため1週間にわたったオーストラリア訪問を終え、空路帰国の途についた。
 シドニーのランドウィック競馬場で行われた「世界青年の日」のミサに40万人が参加したことに、主催者の教会側は喜びを隠さない。ジョージ・ペル枢機卿は「この1週間のことは忘れられない」と述べている。
 AFP通信によると、最後のミサで教皇は若者らに対し、「愛の使者」として現代世界に広がる「精神の砂漠化」を食い止めるよう訴えた。「われわれの住む多くの社会で、物質的繁栄が進む一方で、内面的な空虚さや言いようのない不安、忍び寄る絶望感など、精神の砂漠化が拡大している」と指摘した上で、「世界は再生することが必要だ」と述べた。
 教皇は、次回2011年の「世界青年の日」開催地をスペインのマドリードと発表した。

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