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西洋音楽、医学、そしてボランティアの発祥の地――。大分は、戦国時代、大友宗麟の庇護のもと、日本における先駆的文化が栄えた街だ。 わたしは、2004年より大分からの文化発信を目的に「NPO法人おおいた豊後ルネサンス」を立ち上げ、音楽や冊子発行を中心として活動している。 その活動の1つとして『SORIN―日本ではじめてのキリシタン文化がここに―』を上智大学の川村信三准教授の執筆を中心に2007年に発行した。同書は、豊富な資料写真とともに16世紀の半ば、豊後の地で栄えたキリシタン文化の全体像を紹介している。 今年11月4日には、2冊目として『ローマまで歩いた男 ペトロ岐部』を発行することができた。 今回バチカンが与えた188人の福者称号の筆頭ともいえる岐部の峻烈な生き方をテーマにしながら、おおよそ100年続いたキリシタンの時代がどのような終焉を迎えたのか、またそこに残されたものは何だったのかについて探究した内容となっている。
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