中国のプロテスタント信徒実数4千万か 米宣教団体創設者が論文で指摘 2009年1月24日
|
【CJC=東京】「中国にキリスト者はどのぐらいいるのか」――誰もが知りたいこの数字に、米国の中国宣教団体「チャイナ・パートナー」の創設者ウエルナー・バークリン氏が、「これまで算出しようとした例がないから誰も答えられないのだ」と論文で指摘した。ASSIST通信によって紹介する。
「チャイナ・パートナー」は中国の省、直轄市、自治区など31に調査チームを派遣。西蔵(チベット)だけは行けなかったが、15歳から92歳までの7409人に聞き取りした。回答者数としては一般的な調査より多い、とバークリン氏。
調査チームは、無作為に、信じているなら、どの宗教かを聞いた。補充調査もした結果、中国のプロテスタント・キリスト者は3900万~4100万人(誤差0・46%)と算出した。プロテスタントの比率が高いのは、福建、安徽、浙江、河南、陝西、江蘇、山西、広東の各省。
バークリン氏によると、回答者の大多数は仏教徒か無信仰者だった。無信仰者の多くは、無神論者ではなく、いかなる宗教も選ばないだけだとしている。共産党員と答える人も多い。道教、イスラム教(主に西部)の名も挙がっている。
同氏は、回答者の中に、中国では厳禁されている法輪功の会員だと答えた人がいたという。キリスト者だと明らかにした人も、プロテスタントやカトリックの公認教会の会員だという例もあれば、非公認教会員もいたが、調査では、そこは区分していない。
今回の調査について、厳密な意味で科学的な基準を満たすとは言わないものの、大きな意味がある、とバークリン氏。「事実が何であるかは理解と洞察に役立つ。調査は都市部と農村部の双方で実施された。農村部で事前に予想された以上のキリスト者が見つからなかったのには驚いた」
同氏は、調査の目的を「事実に本当に関心を持っている人のため。根拠のない間違った数字が伝えられすぎた。関心を持ち関係のあるキリスト者として、わたしたちは誠実に真実を見つけ、その事実を、何を言われようと提供しようとしている」と言う。 ≫ 詳しくは紙面で
|