【画像】 「賛美歌を自分の言葉で...」 国分さん・岩本さん メロディーのスピリット生かす 2009年4月25日
伝統的な賛美歌の荘厳さを生かしながら、現代の言葉で「若い人たちにも意味が分かる」賛美歌を作りたいとの願いから、国分友里恵さん、岩本正樹さんが歌う「現代賛美歌」がこのほどライフ企画から発売された。聖歌や讃美歌のメロディーに歌詞を付けた歌のほか、オリジナル曲も含め全66曲が収録されている。
4月13日に行われた記者会見では、磯川道夫氏(ライフ企画チーフプロデューサー)が制作の趣旨について「文語には文語の趣があるが、次の世代にとっては歌詞の意味が分からない。それを現代の言葉で置き換えられないかと模索してきた」と説明。また、単なる直訳ではなく、美しい言葉で歌えることにも重きを置いたという。
山下達郎のツアーミュージシャンとしても活躍する国分さんは、賛美歌で育てられたという経験から「賛美歌を自分の言葉で歌いたい」と思うようになった。夫である岩本さんの協力も得て、2003年と05年にアルバムを作成。今回はその集大成として、聖書の数に相当する66曲を厳選し、簡単なコード入りの楽譜も付けて3枚組のCDを制作した。
「大変でしたが楽しい作業でした。ほとんどの曲は、原詞を見ながらその作られた時代の香り立つ信仰を下敷きに作りました。1曲1曲が一つの礼拝となるように工夫しています。忙しい日常の中で、掃除や洗濯、食事の支度などをしながら、神さまと過ごす礼拝の時を提供できたらと願っています」とふり返る。
最も苦労したのは選曲の作業。曲を選ぶ段階で、すべての聖歌と讃美歌を検討したという。「メロディーに込められたスピリットが時代と共に損なわれてしまうのはもったいない。賛美歌は神さまがわたしたちに残してくれた遺産だと思っています」と国分さん。
主の祈りを歌にしたオリジナル曲のほかに、「君が代」のメロディーに歌詞を付けた「キリストの世は」も収録されている。
国分さんに真意を尋ねると、「個人的に『君が代』が好きなんです。音楽の先生が『永遠』という歌詞の意味を教えてくれた時、直感的にそれは『天皇』ではなく、わたしたちを生かしている力だと思いました」「沖縄のことを思えば心が痛みますし、戦時中の歴史は悲しいと思いますが、賛美歌にしてしまえば歌えます」と答えた。歌詞は次の通り。▼1番 キリストの世は/千年/永遠/栄光/平和/天にも地にも/神の光の都 ▼2番 新しい天/新しい地の上/神の支配/イエスの名のもと/朽ちぬ/新しいいのち ≫ 詳しくは紙面で
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