【画像】 本紙連載「出逢い」出版で教え子ら祝う "出会いの恵みに感謝" 2009年7月4日

【画像】 本紙連載「出逢い」出版で教え子ら祝う 

 本紙第2面で2006年12月25日付から08年8月1日付まで、約1年半にわたり掲載した武田清子氏(国際基督教大学名誉教授)の連載「出逢い――人、国、その思想」がこのほど単行本として出版され(四六判・250頁・2100円)、6月19日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で関係者らを招いての記念会が催された。
 同書は日本人として、女性として初めて世界教会協議会(WCC)会長を務めた武田氏の生い立ちをはじめ、激動の時代に翻弄されながら経験した「出逢い」の数々を、思想史的な背景を踏まえながら書き綴ったもの。単行本化にあたっては、連載で省略したいくつかの逸話も加筆されている。
 会の発起人代表を買って出た日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)はあいさつの中で、同時代を生きた友人として共感する部分が非常に多いとした上で、「人は神の恩寵による出会いによってつくられる。武田先生は、さまざまなハプニングと〝出会う〟ためのバックグラウンドを持っておられた」と評した。
 また、本紙でも武田氏と対談した阿久戸光晴氏(聖学院大学学長)は、夫の長幸男氏が病床で詠った「やせ古木妻の助けで生きており」という俳句を紹介し、「参加した皆さんと共に喜んでおられるはず」とあいさつした。
 翌20日で92歳の誕生日を迎える武田氏は、文中の年代や日付は正確な記憶に基づいていることを打ち明け、「本当に多くの出会いに恵まれた」と感謝の言葉を述べた。

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