パウロの遺骨発見? 墓の調査で教皇が言及 2009年7月18日

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は6月28日、ローマ城壁外のサンパウロ大聖堂で夕べの祈りを行った際、説教の中で、使徒パウロの墓とされている石棺から古代の人骨の破片が発見されたことを明らかにした。
 これまで一度も開けられたことのない石棺に微小な穴を開け、特別な機器を通して調査、金糸を織り込んだ緋色の高価な麻布と、青い麻布の形跡、および少量の赤色の香と、たんぱく質と石灰質の成分が検出された。また非常に小さい骨の破片は年代測定の結果、1~2世紀に生きた人のものと診断されたという。
 調査結果は、墓に葬られているのは使徒パウロであるという言い伝えを確認するものと思われる、と教皇は述べた。
 使徒パウロの遺体はペテロと共にアッピア街道の地下墓地に埋葬され、サンパウロ大聖堂が建てられたときに祭壇の下に遺骨が移されたと信じられてきた。

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