【画像】 大英図書館 現存する最古の聖書:シナイ写本がネット公開 2009年7月18日

【画像】 大英図書館 現存する最古の聖書:シナイ写本がネット公開 2009年7月18日

 【ロンドン=CJC】現存する最古の聖書ギリシャ語写本の一つとされる『シナイ写本』が7月6日、ロンドンの大英図書館によってインターネット上に初めて公開された。同図書館では記念展示を9月7日まで開催する。
 写本は19世紀半ばにエジプト・シナイ半島の聖カタリナ修道院で発見以来、150年以上も大英図書館、独ライプチヒ大学図書館、エジプト・シナイ山の聖カタリナ修道院、ロシア・サンクトペテルスブルグの国立図書館の4カ所に分散、所有されてきた。同修道院では1975年に新たなページが多数発見され、エジプト政府がこれを保管している。
 大英図書館が、英国の「芸術・人間性調査委員会」(AHRC)などの資金によりデジタル化を提唱、共同事業として進めた。バーミンガム大学神学部のデービッド・パーカー教授の指導のもと、4年がかりで65万語相当を解読、電子化、仮想的にイメージ約800ページにまとめ、対照テキストと共に閲覧できる。
 写本は約40㌢×36㌢の大判で、4世紀ごろ、複数の人物により羊皮紙に手書きされた。元来1460ページ以上あったと見られる。その後に修正や訂正が加えられている。


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