教皇 聖公会からの加入認める 「使徒憲章」は後日発表 2009年11月7日

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は、英国国教会(聖公会)からカトリック教会に入ることを望む聖職者・信者らに応えるための使徒憲章を承認した。バチカン放送(日本語電子版)によると、憲章は後日発表される。バチカン(ローマ教皇庁)教理省(長官ウィリアム・ジョセフ・レヴァダ枢機卿)は、10月20日の記者発表で、憲章の概要を明らかにした。
 憲章で、教皇は教会法上の組織の一つ、属人的司教区(オルディナリアーティ・ペルソナーリ)の形を導入する。この特別な司教区の設立で、聖公会に属していた信者がカトリック教会との完全相互聖餐関係に入ることを可能にすると同時に、これらの信者がアングリカンの精神遺産と典礼の要素を保つことができるようになる。
 これらの元聖公会信者の司牧的指導は属人的司教区によって保証され、その責任者は通常、元聖公会の聖職者から選ばれる。結婚している元聖公会の聖職者をカトリック司祭として叙階する可能性も出てきた。
 これらの司教区は、必要に応じて地域の司教協議会の意見を仰ぎ、この組織が世界各国の軍隊の隊員の司牧に当たる従軍司教区と何らかの形で似たものとなろう。

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