<語る>画家としてのタラント生かし 女性から見たリアルな内面描く 蝦名協子 2009年11月14日付

 9月に18回目の個展「過去・今日そして明日へ」を銀座のギャラリー向日葵で開催した。今回は、1970年代初期から今日に至るまでの作品18点を展示し、自分の軌跡を辿ってみた。
 人の心の有様を絵画として表現していった結果、わたしの制作過程は五つのシリーズに分けられる。心の内と外を見つめた「窓」。子どもの誕生で実感した家族の悲哀や喜びを表現した「家族」。人が心の安らぎを求めて自然と向き合う様を描いた「野」。過去・現在そして未来へ向かう心の変化を表現した「時」。大きな顔と小さな手足の組み合わせによる象徴的な形態を模索した「貌」の五つのシリーズである。

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