【画像】 「慰安婦」問題の立法解決求め講演会 「市民が変わらなければ」 日本キリスト教会 2009年11月28日
日本キリスト教会日本軍「慰安婦」問題と取り組む会は11月3日、日本キリスト教会柏木教会(東京都新宿区)で「日本軍『慰安婦』問題の立法解決をめざして」をテーマに学習会を開催した。1991年から「慰安婦」問題と取り組んできた同会だが、今回は「人類の視点から取り組む人権問題」と題する戸塚悦朗氏(龍谷大学法学部教授)=写真=の講演に、約100人の参加者が耳を傾けた。同氏は、「慰安婦」とされた被害者たちに謝罪を届ける法律案の原案を起草し、解決への道を開いた国際人権法の専門家。
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伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)の没後100周年にあたる今年。日本における彼の評価は「テロリスト」であり、伊藤博文は紙幣に登場した「英雄」であるが、他方韓国では、抗日運動の英雄の一人として高く評価され、先日も盛大な記念式典が行われた。
「このように歴史認識がまったく違うのは、わたしたちは日本からのものの見方しかして来なかったからではないか」と指摘し、日本は今後、世界人類の構成員として生きてはどうかと提起した。
また、歴史認識問題の議論を深化させ、ナショナリズムの相克を克服していかなければならず、そのためには100年の歳月が必要だとの認識も示した。
今年9月、民・社・国連立政権が誕生したことは、立法解決に向けて大きな前進となったが、議員立法ができなくなり、直ちに成果を期待することは難しく、これまで以上に、市民の地道な運動と研究の積み重ねが必要となる、と同氏。「『国民基金』を支持した市民まで含め、立法解決に向けて大きな流れを作っていく必要がある。そのようにして、市民自身が問題を解決する時代が来た」と述べた。
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講演の後、韓国の被害者である李容珠(イ・ヨンス)さんの、「15の心で、200歳まで証言したい」との言葉が紹介され、韓国挺身隊研究所の所長である李聖順(イ・ソンスン)さんは、「日本の市民が変わらなければ解決しない」と指摘した。
取り組む会の渡部静子氏(日本キリスト教会宇都宮松原教会牧師)は、「100年の課題を確認しつつ、そこに向かって、今の一歩をしっかりと踏み出す決意を新たにされた」と会をふり返った。
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