米説教者が暴言? ホワイトハウスも驚き 「地震の責任はハイチに」 2010年1月30日

 【CJC=東京】扇動的な言動で知られる米国の著名な福音派の説教者パット・ロバートソン氏が1月13日、ハイチで発生した地震の責任はハイチ自身にある、と発言した。自ら運営する「キリスト教放送ネットワーク」(CBN)の番組「700クラブ」で語ったもの。「ハイチはかつて、フランスに支配されていた。そこで人々は悪魔と契約したのだ」「だから、それ以来ハイチは呪われ、次々と災難に見舞われている」と述べた。
 ロバート・ギブス米大統領報道官は14日、ホワイトハウスの定例記者会見で、「恐ろしい災害が起きた時にこんなことを言い出す人がいるとは、驚きを禁じ得ない」とコメントした。
 ロバートソン氏はしばしば災害や攻撃の予測を行って問題を引き起こしており、2006年には当時のイスラエル首相アリエル・シャロン氏が重い脳卒中で倒れたのは、ガザ地区撤退で「神の地を分断」、パレスチナ人に土地を譲ったことで神に報復された、と語ったことがある。
 ハイチは、数世紀にわたりスペイン、フランスの植民地支配を受け、先住民やアフリカから連行されて来た奴隷が酷使された後、1804年に反乱により独立した。


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