【画像】 卞容疑者 〝説教通じて服従させた〟 支援団体が地検起訴受け会見 2010年3月6日

【画像】 卞容疑者 〝説教通じて服従させた〟 支援団体が地検起訴受け会見 2010年3月6日

 水戸地検土浦支部は2月17日、準強姦容疑で逮捕された国際福音キリスト教会の牧師で韓国人宣教師の卞在昌容疑者を水戸地裁土浦支部に起訴した。起訴状によると、卞氏は2007年2月17日ごろ、つくば市内の教会で県内在住の20代女性信者に対し、抵抗できない心理状態に陥らせた上で暴行したという。
 元信者らによる被害者支援団体「モルデカイの会」(加藤光一代表)や同教会の元伝道師らは同日、起訴を受けて会見を開き、卞氏が説教やメールなどを通じて、被害者らを絶対的権威の下に服従させようとした手法について明らかにした。
 それによると卞氏は性的被害が明るみに出始めた08年7月以降、説教を通じてたびたび「律法主義」を批判する形で「罪の赦し」と「赦さない者への裁き」を強調しながら、「霊的指導者に与えられた特別な権威」に従うよう説いていた。
 さらに、信徒に対し「噂話に耳を貸さず、聞くことも避け......それを止めるよう説得するように努めます」「神がお立てになった教会の指導者に対する責任を果たします。彼の助言に耳を傾け、敬意を払い、彼のために祈り、励まし、感謝し、そして彼を愛します」などと約束させた「誓約書」も公開された。
 被害者の救出と癒しを目的とする会「FOE」(毛利陽子代表)も声明を発表し、今後の捜査、裁判で卞氏による被害の実態と共に、支援者の「背後に卞被告や教団が主張するどのような教会破壊組織もないこと」が明らかにされることを希望し、「現在も国際福音キリスト教会に集う人々が一刻も早く自分の置かれている状況や立場を理解し、指導者の言うがままではなく自分で考え、自分で感じることの大切さを取り戻して欲しい」と訴えた。
 一方、国際福音キリスト教会は18日付の声明で、「全く根拠のない偽りであり、事実を曲げた捏造」と改めて卞被告の無実を主張し、「近年日本では、卞在昌宣教師のようなえん罪被害者が少なからず出ていると聞いています。私たちは、その方々と協力し、えん罪による被害者をなくすために努めていく所存です」と、全面的に争う構えを示している。

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