【画像】 日本エキュメニカル協会 「社会福祉学会」に功労賞 2010年5月22日

【画像】 日本エキュメニカル協会 「社会福祉学会」に功労賞 2010年5月22日

 4月29日を「エキュメニズムの日」と制定し、功労者、団体の表彰などの活動を行う日本エキュメニカル協会(松山與志雄理事長)は今年も「エキュメニズムの日の集い」を開催した。今回で16回目となるエキュメニカル功労賞は、日本キリスト教社会福祉学会(事務局・静岡県浜松市)に決定、同日、日基教団信濃町教会(東京都新宿区)で授与式が行われた。
 同学会は1960年、キリスト教の福音に基づいて社会福祉の科学的研究と実践を促進し、広く社会福祉の発達に寄与することを目的に発足した。現在、その働きはキリスト教界全体にわたり、エキュメニカルな働きとなっていることが評価された。現在、450人ほどの会員数を擁する。
 同学会の岡本栄一会長は講演の中で、「エキュメニカルな形でスタートしたわけではなく、当初はプロテスタントの福音主義の立場にいた先生たちが発起人だった。80~90年代にかけてカトリックの学会員が増えはじめた」と述べた。
 1998年、さまざまなキリスト教主義社会福祉団体との連携をはかるために設立された「21世紀キリスト教社会福祉実践会議」に参加。
 同学会は、研究調査のほか、毎年1回全国各地で大会を開催し、学会誌『キリスト教社会福祉研究』している。
 同協会理事の江藤直純氏(日本ルーテル神学校校長)は、功労賞の選定で同学会を推薦した一人。「日本では、キリスト教がもたらされた16世紀の半ばから社会福祉という営みが展開されてきた。それは近代に入ってからも、キリスト者やキリスト教界が改革的な役割を担ってきた、といえるものだ。歴史の積み重ねの中で、キリスト者の社会福祉の研究者や教育者たちがこの学会を設立し、50年にわたって研究、調査、そして実践を行ってきたことは大きい」と、同学会の功績をたたえた。

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