改革派2大組織 WARC×REC 「世界共同体」の結成で合意 2010年7月3日
|
【CJC=東京】プロテスタントの2大世界組織「世界改革教会連盟」(WARC)と「改革派エキュメニカル協議会」(REC)が6月18日、新組織「改革派教会世界共同体」(WCRC)の結成で合意した。
「平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい」(エフェソ4・3)を主題に、米ミシガン州グランラピッズのキャルヴィン大学で開催された会議には両組織の代表400人以上が参加。新組織には、長老派、改革派、合同教会などの各派、世界108国、230教会、信徒8千万人が加盟することになる。
WARCのクリフトン・カークパトリック議長は、合意を「分裂し紛争の絶えない世界」にあって達成されたもの、と地元紙「グランラピッズ・プレス」に語った。RECのリチャード・ヴァンホーテン総幹事は会議に先立ち、「教会生活を含め、分裂と不和の時代に、二つの世界的教会組織が、高度なレベルで一致することが必要だ」とENI通信に語っている。
WARCのセトリ・ニョミ総幹事は、「共同体」(コミュニオン)という語が新組織の名称に採用されたことについて、「活動する関係の新しい形」を目指したものだ、と指摘。「〝共同体〟として、わたしたちは共通の洗礼、主の食卓を共に囲むことを認め、それによって、より良い証と実際的な世界変革を目指す」と言う。
キリスト教一致を目指す連合組織「世界教会協議会」(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト総幹事も、「改革派諸教会の一致、平和、正義への貢献を強める。神の教会の目に見える一致の新たな表現であり、神の賜物であると共に希望のしるしでもある」と歓迎している。
WARCの起源は1875年に設立された改革派諸教会の連合と、1891年に初会合した国際コングリゲーショナル評議会にまで遡る。人種や性的差別の撤廃、環境保護、新国際経済秩序などに取り組んでいる。
RECは1946年、WARC非加盟の改革派諸教会の組織として発足した。霊的革新と教理順守に力を入れている。ただ60年代以降、双方に加入する教会も出ている。
≫ 詳しくは紙面で
|