ドイツ・カトリック教会 司教辞任で「紛争」が深刻化 2010年7月10日
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【CJC=東京】ドイツ・カトリック教会の「紛争」が深刻化している。アウグスブルク教区のヴァルター・ミクサ司教(69)は、未成年者へ暴力を振るった疑いと教会資金の不正使用などの批判を受けて、問題沈静化のため5月に辞意を表明したが、さらに未成年者へ性的虐待を犯していた疑いが明らかになった。「同司教がアイヒシュテット司教時代(1996~2005年)、未成年者へ性的虐待を犯していた疑いが出てきた」と報じられたのだ。
ミクサ司教が、辞表取り消しの意図を明らかにしていたことも問題を複雑にした。ドイツ司教会議会長のロベルト・ツォリッチ・フラアイブルグ大司教とラインハルト・マルクス・ミュンヘン大司教が辞任させよう、と教皇ベネディクト16世に不正確な情報を伝えた、と言う。教皇が異例の速さで辞表を受理したことの内幕を明らかにした形。
ミクサ司教は、アウグスブルクの司教館に戻った。どこにも住む場所がないから、と語っている。
ドイツのメディアは、教皇が、ミクサ司教のアルコール問題に関する「秘密ファイル」を受け取っている、と報じた。同司教は飲酒すると現実が分からなくなる、と記されており、昔の性的違法行為についても触れられているという。
ミクサ司教は、教皇との会見を求めており、バチカンのフェデリコ・ロンバルディ報道担当は、「会見設定は可能だが、それで辞任問題が取り上げられることはない」と語った。
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