世界教会協議会×ロシア正教会 トゥヴェイト総幹事とキリル総主教会談 2010年7月17日
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【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト総幹事は6月27~30日、ロシアを初訪問し、モスクワでロシア正教会の最高指導者、モスクワと全ロシアのキリル総主教と会談した。
トゥヴェイト総幹事は訪問最終日の30日、記者会見で、WCCとして「同性間の結婚、女性聖職などの問題を正面から取り上げることは難しい」と語った。ロシアのジャーナリストの質問に対し、内部にさまざまな意見があり、合意に達するまでは特定の立場を表明できない、と答えた。
WCCには、対話を奨励し、諸教会がさまざまな意見を持つ問題について討議する場を設ける役割があるとして、「これらの問題のどちらについても、WCCが近い将来に統一見解に達するとは思えない」と語った。
同総幹事は、ロシア正教会がホストを務めたWCCの「一致の協働常置委員会」の開会に際してモスクワを訪問した。同委員会は、WCCの諸活動に対する正教会の参画について討議した。
トゥヴェイト氏自身、この1月に総幹事に就任以来、正教会の参画を重視する姿勢を示してきた。WCCには349教派・教会が加盟しており、その中でロシア正教会は最大規模。
2009年に、キリル総主教の後任として、ロシア正教会対外教会部門の責任者となったヒラリオン府主教は、同性愛や女性の役割などの問題でプロテスタント諸教会が自由化傾向を強めていることから、WCC内部で正教会とプロテスタント加盟教会の多くとの関係が危機に直面している、と発言している。
ただ今回のトゥヴェイト氏の訪問は、ロシア正教会からは好意的に受け止められた。28日の会見の際、キリル総主教は、キリスト教をこの世界で守り、他の文明との対話でWCCの果たす可能性に言及した。
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