「安野光雅のすうがく絵本展」 教文館ウェンライトホール 原画60点を展示 2010年8月21日

 「安野光雅のすうがく絵本展」が、東京・銀座の教文館ウェンライトホールで開かれている。「階乗」の概念を絵と点で表現した『壺の中』(童話屋)や『はじめてであうすうがくの絵本』、『ABCの本』(いずれも福音館書店)などから約60点の原画を展示。絵本の世界で遊びながら、「すうがく」の面白さを体感できるコーナーもある。
 同展の開催に先立ち行われたレセプションで松居直氏(福音館書店相談役)は、教員時代の安野氏の印象やその後の親交について披露した。松居氏が「絵本を書きませんか」と持ちかけ、「文章がなくても絵があれば、そこに言葉があるのですから絵本になります」と進言して刊行したのが、絵本作家としてのデビュー作『ふしぎなえ』だったという。
 会場では、安野氏のすうがく絵本を題材にデザインした同展のオリジナル記念クリアファイルを販売中。また、『魔法使いのABC』をはじめ、『美しいすうがくシリーズ』など数々の安野作品を世に送り出してきた童話屋も、出版30周年を記念して作った『壺の中』に登場する「壺」を販売している。
 同展は8月22日まで(無休)。午前11時から午後8時(入場は7時半)まで。入場料は一般700円、大学・専門学校生500円、小中高校生100円。問合せは教文館(℡03・3561・8446)まで。

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