米国全国祈祷朝食会でオバマ大統領スピーチ 〝信仰が深められた〟 2011年3月5日

 アメリカの全国祈祷朝食会が2月3日、ワシントン・ヒルトンホテルで開催された。これは米国上下両院議員の有志によって準備され、大統領夫妻も出席してメッセージを述べる集会で、アイゼンハワー大統領時代に始まり、今年で第59回。米国各界から約4千人の出席者があり、海外からも150カ国のゲストが招かれた。日本からは高橋千秋(民主党議員)、山崎高司(スモール・グループ世話人)と日本聖書協会の大宮溥理事長、渡部信総主事らが参加した。
 参加した大宮氏によると、ルカ福音書のエマオの夕餉(24章)とイザヤ書40章が読まれ、昨年9月にチリの鉱山事故で地下に閉じ込められた1人のホセ・エンリケ牧師と映画製作者で作家のレンドール・ワレス氏の証しに続き、オバマ大統領がスピーチした。
 大統領の職務が「人に祈りの必要性を感じさせる不思議な道」であり、この2年間の生活を通じて自分の信仰は深められたことを告白し、経済、健康保険、外交政策などの挑戦を受ける中で「わたしはその他に行くところがないとの圧倒的な確信を持って、自分の膝を屈めるように促されたことが数多くあった」(リンカーンの言葉)と述べた。そして政治上の反対者とも祈りにおいて一つになれる希望の道を語った。
 閉会の祈りを担当したのは、1月8日に屋外演説中に頭部を銃撃された民主党下院議員ガブリエル・ギフォード氏の夫で、今年4月に打ち上げ予定の宇宙飛行船エンデバーのチーム責任者になるマーク・ケリー海軍大佐。妻の回復状態について述べ、希望の祈りをささげた。
 会場をあげて、彼らのため、またカイロで流血の衝突が続いているエジプトの人々のために祈りがささげられた。

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