宗教者が原発廃止求め声明 「命の尊厳重んじられる世を」京都 2012年7月28日

 日蓮宗隆泉寺住職の鈴木章方氏(山梨大学名誉教授)を中心に、キリスト教や仏教などの宗教者51人が呼びかけ人となって、原子力発電所の廃止を求める声明を7月13日、京都市右京区の花園会館で発表した。

 声明文は、福島の原発事故が、「原発と生きとし生けるものとは共存できないことを立証しました」とし、「放射性廃棄物を必然的に蓄積させ、将来にわたって『いのち』を危機にさらし、子孫に負の遺産となる原子力発電所の廃止を求めます」と訴える。

 また、再稼動に固執する原発推進者に対し、「『いのち』より『儲け』を優先するものといわざるをえません」と述べ、「クリーンエネルギーを利用する社会、エネルギーと資源の無駄使いをなくし、命の尊厳が重んじられる世を望みます」としている。

 キリスト教関係の呼びかけ人は次の通り(50音順)。
 池迫直人(日基教団藤沢大庭教会牧師)、池住義憲(立教大学大学院教授・日本聖公会信徒)、池長潤(カトリック大阪大司教区大司教)、後宮俊夫(元日基教団議長・甲西伝道所牧師)、大江真道(日本聖公会司祭)、大高全洋(山形大学名誉教授・日基教団信徒)、大下正人(南相馬・日基教団小髙教会牧師)、小笠原公子(日本キリスト教協議会平和・核問題委員)、岡田武夫(カトリック東京大司教区大司教)、片岡輝美(日基教団会津放射能情報センター主事)、上山修平(日本キリスト教会牧師)、川端純四郎(元日本キリスト教協議会中央委員)、菊地功(カトリック新潟司教区司教)、木村公一(日本バプテスト連盟福岡国際教会牧師)、郡山健次郎(カトリック鹿児島司教区司教)、東海林勤(日基教団牧師)、白戸清(日基教団野辺地教会牧師)、鈴木伶子(平和を実現するキリスト者ネット事務局代表)、内藤新吾(日本福音ルーテル稔台教会牧師)、野中宏樹(日本バプテスト連盟鳥栖教会牧師)、野村純一(カトリック名古屋司教区司教)、橋本直行(日基教団牧師)、平賀徹夫(カトリック仙台司教区司教)、溝部修(元カトリック司教)、山本光一(日基教団牧師)、弓矢健児(日本キリスト教改革派千里山教会牧師)

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