『Glo』日本語版 4月末に発売 聖書の世界をパソコンで縦横無尽 日本聖書協会 2013年4月6日

 聖書の世界をパソコンで縦横無尽に巡ることができる、日本で初めての聖書総合ソフト『Glo(グロー)』日本語版(2万1千円)=写真=が、日本聖書協会からいよいよ4月末に発売される。

 『Glo』はWindowsに対応し、DVD3枚のパッケージで発売される。収録された聖書の世界を体験するには五つのナビゲーションレンズで聖書、年表、地図、トピック、メディアを自由に組み合わせ実行する。

 画像類も豊富で、高度なズームに対応した2300点の画像、140点の地図、650点の美術作品などが収められ、また3時間半の動画もあり、メディアレンズから入る450のバーチャルツアーは、これらを他のレンズと組み合わせることで「旅に出かけ、説明を受けた」かのような臨場感をえられる仕組みになっている。

 聖書関連については、新共同訳聖書、新共同訳スタディ注、NIV、KJV、英語版にはないESVも収録された。2クリックで読みたい箇所が開けられ、トピックのレンズから、数千のキー・コンセプトに関連する聖書箇所を簡単に見つけられる。

 六つ目のレンズにはメモをして資料を保存できるので、自分なりの学習が継続してできる。

 同協会によると『Glo』は2009年に英語版が発売され、出版元のイマージョンデジタル社は米国のソフトウエア会社で『Glo』の制作のために2008年に設立された。2010年に代表のメルソン・サズ氏が来日し、日本語版制作にむけて話が具体化したと言う。

 日本語版制作にあたり、翻訳について日本聖書協会関係者は「一般の翻訳会社に依頼し、40万語数に及ぶ言葉の監修に当たる作業は、(同協会の)翻訳部と出版部が当りました。英語版には無い追加部分もあります」。特徴については「マウス1個で総合的な用い方ができる。例えばバーチャルと聖書のレンズを組み合わせれば、ユーザーが使い方を発見できるほどに内容が豊富」と話す。

 無料の英語版見本サイトは、ダウンロードが400万回を超えたと言う。同協会のホームページから日本語版の紹介ビデオが見られ、使用説明書もダウンロードができる。

 

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