【画像】 山城博治さん釈放求め共同声明 宗教者が沖縄の現状危惧 2017年3月18日

【画像】 山城博治さん釈放求め共同声明 宗教者が沖縄の現状危惧 2017年3月18日

 昨年10月17日、沖縄県名護市の新基地建設に反対する抗議活動で、公務執行妨害や傷害などの容疑で逮捕された山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)の勾留が長期に及んでいることに対し、全国の宗教者が2月16日、連名で「即時釈放を求める」共同声明を発表した。
 山城さんはヘリパッド建設予定地周辺に置かれた有刺鉄線1本を切断したとして器物損壊の疑いで準現行犯逮捕され、その後も再逮捕が繰り返され、弁護士以外の接見が認められない状態で今も勾留が続いている。
 16日、参議院会館で行われた記者会見には、呼びかけ人である小橋孝一(日本キリスト教協議会=NCC=議長)、大倉一美(東京カトリック正義と平和委員会担当司祭)、鈴木伶子(元YWCA理事長)の各氏に加え、川越弘氏(日本キリスト教会沖縄西原教会牧師)が宮司や僧侶と共に登壇。
 沖縄から参加した川越氏は、機動隊員による「土人」発言、オスプレイの墜落を含め、今日までの経緯と現状を報告した。鈴木氏は、「いま沖縄で起こっていることを放置すれば、日本全体がアメリカと一緒に戦争する国になり、普通の市民が言いがかりをつけられ捕らえられる国になっていく」と危惧を表明した。
 共同声明は、山城さんの逮捕について「明らかに基地に対する抗議活動に圧力をかける意図があり、法律上ではなく政治的思惑が読み取れる」と指摘。「勾留を認め続ける裁判所の対応は、思想・信条・集会の自由を保障した憲法に違反する」と断じ、「人権と生命を尊重し、平和を希求する立場」から、即時釈放を求めている。
 声明には呼びかけ人として45人が名を連ね、賛同人は244人、呼びかけ団体は、日本カトリック正義と平和協議会、平和を実現するキリスト者ネット、平和をつくり出す宗教者ネット、基地のない沖縄をめざす宗教者の集い、カトリック那覇教区平和委員会、日本キリスト教会人権委員会、NCC「平和・核委員会」など17団体(2月24日時点)に上る。

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