カナダでテレビ生中継のミサ中に神父刺される 2019年3月26日

 カナダ東部モントリオールにある同国最大のカトリック教会『セント・ジョゼフ礼拝堂』で3月22日午前、ミサ中にクロード・グルー神父(77)が男に刺される事件があった。AFP通信が報じた。

 現場には信者らがいたほか、ミサの様子はテレビで生中継されていた。神父は病院に運ばれ、容体は安定しているという。警察は襲撃の動機を明らかにしていないものの、男のことは「認知」していたとしている。男は26歳、名前は公表されていない。事件の様子は、ミサの様子を生中継していたカトリック系テレビ局の映像に映ったほか、民放最大手CTV系列でも放送された。

 映像には、神父が自ら立ち上がり、後ずさりして男から離れる姿が映っている。神父がぼうぜんとした様子で信者らの介抱を受ける一方、男はナイフを落とした後で関係者に取り囲まれ、拘束された。(CJC)

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