バチカン福音宣教省長官にマニラ大司教タグレ枢機卿就任 2019年12月16日

 教皇フランシスコは12月8日付で、バチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省の新長官に、マニラ大司教のルイス・アントニオ・タグレ枢機卿を任命した。福音宣教省長官を務めていたフェルナンド・フィローニ枢機卿は、「聖墳墓騎士団」団長に任命された。エドウィン・フレデリック・オブライエン枢機卿の引退願いを教皇が受理、その後任とされた。

 「聖墳墓騎士団」は、教皇庁の保護の下に置かれた信徒の組織。その目的は、会員らのキリスト教生活の実践を高め、主に聖地におけるカトリック教会の事業と組織を支え助けることにある。現在、世界のおよそ40カ国に約3万人の会員を擁している。

 福音宣教省長官を務めていたフィローニ枢機卿から、東京を本拠地として「アジアのためのレデンプトーリス・マーテル神学院」を設立し、福音宣教省の直轄運営とする、と通知を受けていた菊地功東京大司教は、同枢機卿から6月17日付の書簡で、「教皇様ならびに新求道共同体の道の代表と協議の結果、同計画を見直すことを決定した」と通知されている。

 同神学院設立に力を入れていたフィローニ枢機卿の今回の異動で、計画の見直しから、撤回に移る可能性も出てきた。(CJC)

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