【ウクライナ侵攻】 日本正教会が公式に態度表明 「あらゆる暴力行為と破壊に反対」 2022年3月10日

日本正教会(正式名=聖自治日本正教会、ダニイル主代郁夫府主教)は3月10日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて「愛と平和の希求」と題する声明文を発表し、あらゆる暴力行為と破壊に反対するとの姿勢を明らかにした。「紛争の当事者である正教の兄弟間のみならず」全世界の「友愛と平和の実現」を願うとしてロシア正教会、ウクライナ正教会への具体的な言及は避けたものの、ウクライナにおける紛争の一日も早い終結を願うと同時に、「この紛争によるすべての犠牲者と被災者を慮(おもんぱか)る祈祷」を求めた。