チャイルド・ファンド・ジャパン 4月から支援プログラム開始 2010年2月20日
アジアの子どもたちが学校へ行けるように支援を行っているNPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン(深町正信理事長)は、4月からネパールでスポンサーシップ・プログラムを開始する。それを記念したイベント「あなたとつくる子どもの笑顔・希望・未来」が2月3日から7日まで東京福音会センター(東京都中央区)で開催され、ネパールやフィリピンの子どもたちの写真展示、支援相談などが行われた。
同プログラムは、毎月4千円の支援金額で現地の子どもの一人を学校に通えるように支援する一対一のプログラム。申し込むと子どものプロフィールが届き、手紙を通して交流ができる。また1年ごとに成長の記録が写真と共に届き、子どもの成長を見守りながら継続的に支援を行うことができる。
チャイルド・ファンド・ジャパンは現在フィリピンとスリランカで同プログラムを行っており、約5千人の子どもを支援している。ネパールでは1995年からネパール合同ミッション(UMN)と協力して病院の支援や栄養改善プログラムなどのプロジェクトを行ってきたが、子どもの教育状況が厳しいことから、翌年ネパール事務所を立ち上げてプログラムの準備を始めた。ネパールでのプログラムでは教育に重点が置かれており、支援金は学用品や教師の研修、保護者に対するセミナーなどに充てられる。年間300人の支援を目標にしている。
問合せはチャイルド・ファンド・ジャパン(℡03・3399・8123、FAX03・3399・0730、またはメールchildfund@childfund.or.jp)まで。