日本聖書協会が東京・南青山に書店展開 各種邦訳や外国語聖書も 2011年3月5日
日本聖書協会(渡部信総主事)は2月18日、初の書店となる「バイブルハウス南青山」を東京・港区の南青山にオープンした。
出版不況によるキリスト教専門書店の後退が課題となる中での開店に、渡部氏は「昨今ユーザーにキリスト教書物が届かなくなったことを実感している。書店の危機と言われる中で書店を始め、同業書店と切磋琢磨していきたい」と語る。
30平方㍍ほどの店舗に同協会発行の聖書をはじめ、他の邦訳聖書や外国語聖書などを300冊、キリスト教関連書籍を1千冊そろえ、聖書カバーやグッズなども扱っている。場所は青山学院に近く、地下鉄表参道駅からも数分の地の利。
同店長の加藤太郎氏は「聖書以外はノウハウがないので、日キ販(日本キリスト教書販売)に本は選んでもらいました。お客さんの層に合うような商品提供も学びたい。ヨシュア記1章でヨシュアが土地を踏んだ折に領域を与えるとの預言を受けたように、与えられたこの地で、聖書に触れたことのない人たちに聖書を届けられるようがんばりたい」と話す。
営業時間は月~金曜日が11~19時、土曜日は13~19時。日、祝日休業。問合せは同店(℡03・6418・5230、Eメールbiblehouse@bible.or.jp)まで。