新求道共同体の活動差し止め ネパール代牧区 2011年9月3日
【CJC=東京】カトリック教会ネパール代牧区のアンソニー・シャルマ司教は、カトマンズでの新求道共同体の活動を差し止めた。同共同体は1964年にマドリッドで設立。ネパールでは独自に2004年から活動を始めている。
共同体のメンバーは同教会の信徒でもあるが、差し止めの理由がわからないとして、その1人のテレンス・リー氏は「司教の決定には従うが、再考してくれるよう祈っている」と語っている。
同教会の英語聖歌隊の指揮者パトリック・ウィルソン氏は、教会当局が問題について共同体側と協議しなかったことが残念だ、としている。