自動車業界の土日操業に教会も対応 愛知 2011年9月17日
日曜礼拝を平日に移動
7月から始まった自動車業界の土日操業による影響で、愛知県内の一部の教会が臨時に平日礼拝を始めた。同業界では、代わりの休日を木曜と金曜に定めており、対応する教会も同じ曜日に礼拝を行っている。
ベタニヤ・クリスチャン・アッセンブリーズの豊田ホープチャペル(豊田市)では、木曜日朝礼拝(午前10時半~正午)と夕礼拝(午後5時~7時)、また金曜日礼拝(午前11時~正午)を始めた。夕礼拝では、「この週の礼拝メッセージがなされる予定」で、同教会の山本孝次牧師は「企業の再生のために祈って来た教会としては、当然の企画」と自身のブログで思いをつづった。
同市の日基教団豊田教会では、「特に対応する礼拝を設けていないものの、教会員の中に影響が出ている」と丸田久子牧師。
また、豊田朝祷会の会場でもある光ゴスペル・インターナショナル・チャーチ(同市)も、金曜日の午前中に礼拝を行っている。朝祷会に関わる牧師、教会の中にも余波があり、教会生活の変化と経済面の守りは大きな祈りの課題の一つだという。「礼拝時間が増えたことや生活サイクルの変化により、今まで礼拝に出席していなかった人々が関わるきっかけともなった」との報告もある。
自動車業界の対応は9月末まで。