玉川大学教育博物館 コレクション展2011「イコン――聖像画の世界」再び 2011年11月5日

 玉川大学教育博物館(東京都町田市)は、来年1月27日まで「ミュージアム・コレクション展2011」を開催している。16世紀から19世紀にかけてのイコン(聖像画)やイタリア絵画、20世紀美術、および日本人作家の作品を計45点展示している。

 同館は、09年度に玉川学園創立80周年記念特別展「イコン――聖像画の世界」を開催。コレクション全71点を公開した。会期中は延べ5千人が来場。その後もイコンを見たいという要望が多く寄せられ、今回その中から14点を展示した。

 これらのイコンは、玉川学園の創立者である小原國芳氏が、同学園の宗教教育への活用を目的に購入を決め、創立50周年記念事業の一つとして収集が開始された。

 他にも、藤沢武夫氏(本田技研工業元取締役最高顧問)寄贈の作品の中から、アドルフ・ゴットリーブ、アルベルト・ブーリなど欧米の作家たちの絵画や彫刻を展示。日本人作家では、片岡京二、海老原省象などの作品を紹介している。

 同館では、主に西洋と日本を地域的区分として、古代から現代までの絵画、彫刻、版画、工芸など、美術資料を約1400点収蔵している。今後定期的にコレクション展を継続し、所蔵資料を紹介していく予定。

 開館時間は、午前9時~午後5時。休館日は土・日曜、11月8・9日、12月22日~1月9日。入館無料。問合せは同博物館(℡042・739・8656)まで。

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