WCC総幹事もガザ抗争を注視 2012年12月1日
イスラエルとパレスチナ自治区の間の抗争激化に、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は11月16日、「市民の保護」を確実にするため「敵対行為の停止」を双方に要請する声明を発表した。
WCCは、ガザとイスラエルの事態展開を注視している、としてトゥベイト総幹事は「暴力を即時停止しなければ、いつも被害者とされる市民の生命が救われない」と述べた。
総幹事はさらに、「人々の貴重な生命の損失は、神の目からすれば、双方に未解決の政治課題や問題のために支払われるべきものとはされない」として、「国連安保理とアラブ連盟に、双方のために、暴力の拡大を阻止するよう、即時決断と方策を立てることを呼び掛ける」と述べた。【CJC】