お茶の水に「tギャラリー」オープン 〝賜物通して十字架の意味伝える〟 2013年6月1日
いのちのことば社t(ティー)ギャラリーが5月20日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)5階にオープンした。6月1日まで、オープン記念展「2013 B&Aクリスチャン・アートフェスティバル」が開催されている=写真。
20日に行われた記念礼拝では、同ギャラリーのアートディレクターを務める町田俊之氏(バイブル・アンド・アートミニストリーズ代表)がメッセージを担当した。
tギャラリーの使命について同氏は、「神さまに救われた者として何かを作る時には、最高のものを作っていかなければならない」とし、「この世の比較の中で最高のものではなく、神さまに創られたわたしたちが、わたしたちの持っている最善をささげて本物を作っていこうとする意欲が必要ではないか」と強調。「美術の賜物と御霊の賜物が融合されていく中で、キリストの体の一部分としての働きとして、美術という一つの領域の中で、わたしたちの活動が必要とされているのではないか」と語った。
同所はいのちのことば社が所有し、これまでにも星野富弘さんの詩画展、横田めぐみさんの写真展が開催されてきた。同社会長の多胡元喜氏から町田氏にギャラリー開設の提案があり、打ち合わせを重ねてこのたびのオープンとなった。
tギャラリーの「t」は十字架、タラント(賜物)、トランスミッション(伝道)を意味し、「十字架の意味を、それぞれが与えられた賜物を通して、伝えていく働き」という意味が込められている。
42人のアーティストが参加した同展は6月1日までの開催(日曜休館)。開場時間は午前11時~午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。7月29日からは大寺俊紀氏の個展が開催される。
同ギャラリーは個人スペースとしてレンタル利用可能。問合せは、いのちのことば社(℡03・5341・6911)まで。