中高年も関心寄せる『三浦綾子電子全集』完結 三浦綾子記念文学館で電子書籍展 2013年8月10日
キリスト教の視点で数多くの小説、エッセイを発表した三浦綾子さんの生誕90周年と、小学館の創業90周年を記念し、三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)と小学館の協同企画で、電子書籍版の文学全集『三浦綾子電子全集』を小学館が刊行、昨年の10月から配信を順次始めていたが、予定通り6月末に配信を終えた。
同記念文学館はこれを記念して「三浦綾子電子全集」完結記念『電子書籍展』を7月7日から24日まで開催した。
全国の文学館では初めての電子書籍の展示となった会場のホールには、電子書籍を実際に読むことができる端末機10台が備え付けられていて、来場者は実際に作品を読む体験ができた。
同文学館の関係者は「三浦作品は数も多く、その半分ほどは絶版でしたがこれで読めるようになった。電子書籍展では中高年の人が関心を寄せてくれました。操作が簡単で文字を大きくもできる。本屋さんに行かなくても買える。一台に2千冊が入り、場所をとらない。紙より安いなど多々メリットもあり、コーナーで体験した後アレルギーがなくなったのでしょう、こちらで端末を買う事ができたので多くの方が買い求められました」と話す。
電子全集の配信は『氷点』『銃口』『塩狩峠』など、全80作品91点を配信し、価格はすべて500円(税別)。電子書籍専用端末、スマートホン、タブレット端末、PC、携帯電話などで読める。