バプ連盟 決意表明 2013年12月7日
日本バプテスト連盟(奥村敏夫理事長)は11月13~15日、伊豆の天城山荘で第59回定期総会を開催し、「憲法改悪を許さない私たちの決意表明」と題する声明を決議した。
声明では、「私たち教会は、かつて戦前・戦中に犯してしまった過ちを心に刻みます」とした上で、「日本国憲法」は「人と人とが共に生き、社会をつくる原理とビジョン」だとして、「『現実』に即して修正・廃棄されるべきものではなく、そこに向かって歩むべきもの」と強調。
また、「戦争はしない、戦争はしてはならない」ということがイエス・キリストに従う道だとし、「戦争ができるよう企てる憲法改悪を、私たち教会は許すことができません」と主張。
「自らの戦争責任を心に刻みます」「これからも、国民主権、人権の尊重、戦争の放棄を堅持します」「国家による宗教の政治利用、教育への介入に反対します」「集団的自衛権の行使、特定秘密保護法の制定、国家安全保障会議の創設に反対します」「『日本国憲法』が改悪されないために祈り、連携し、また行動します」との決意を表明した。