沖縄宗教者9条ネット 〝辺野古〟埋め立てに反対 2014年2月15日
沖縄宗教者9条ネットワークは1月21日、「辺野古新基地建設のための辺野古沿岸埋め立てに対する反対声明」を発表した。
声明は、米軍辺野古新基地建設のための辺野古沿岸埋め立て申請を沖縄県知事が承認したことについて抗議し、普天間基地撤去に絡めた辺野古新基地建設にかかわるすべてに反対し、それを支える日米両政府、在日在沖米軍、沖縄県に抗議と反対の意志を表明したもの。
「沖縄に生き、沖縄で生活する宗教者として、信条、信念は異なっても、それぞれの良心に従って、沖縄に犠牲を強いるやり方すべてに心底(チムヌスク)からの抗議をする」として、日米両政府、在日在沖米軍、沖縄県に次のことを要望した。
①仲井真弘多沖縄県知事は、普天間基地の県外移設を否定したことはないと言明しつつ、辺野古新基地建設のための辺野古沿岸埋め立て申請を承認した二枚舌の主張を恥じ、即刻辞任すること
②日米両政府ならびに在日在沖米軍は、辺野古新基地建設を速やかに断念すること
③日米両政府ならびに在日在沖米軍は、米軍海兵隊普天間基地を速やかに撤去すること
④沖縄県内にあるすべての米軍基地を速やかに撤去させること
⑤沖縄振興策と基地問題を絡めないこと
⑥日米地位協定を見直すこと
⑦日米安全保障条約を抜本的に見直し早い段階で廃止すること