KGKが聖書研修会「NET」開催 学生たちが寝食共に学び深める 2015年4月4日

 キリスト者学生会(KGK)は、3月2~7日にかけて、全国規模の聖書研修会「NET(National Evangelical students Training)」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催した。全国から215人の大学・専門学校生、約20人の卒業生が参加した。

 NETは2014年に始められ、今年で2回目。これまで開催されていた小規模の全国リーダー訓練会が母体となり、NETと名称を変更し規模を拡大した。また参加回数に応じて、学びのプログラムが更新される「ストランド制」を導入し、学生が4年間をかけて学びを深められるシステムに変更した。

 NETでは、初参加のためのストランド1とストランド1経験者のためのストランド2のプログラムが用意され、参加学生はそれぞれのストランドに分かれ、約1週間、寝食を共にしながら学びを深めた。

 ストランド1では、KGK総主事の高木実氏より、「救いの全体像」と題して創造・堕落・贖罪・終末についての学びがなされ、聖書的世界観に立つ生き方が語られた。

 ストランド2では、同関西地区主事の池淵亮介氏より、「聖書釈義」と題して、聖書の基本的な読み方、観察・解釈・適用についての学びがなされ、聖書の書かれた背景を踏まえ聖書を深く丁寧に読むこと、現代への適用とを学び、最後は学生一人ひとりがショートメッセージを作成した。ストランドはそれぞれ、グループに分かれたワークショップ形式で進められ、グループごとの祈り会も持たれた。

 同プログラムの他、聖書講解と静思の時間や、池淵氏、同副総主事の大嶋重徳氏による伝道について考える主題講演や、学部別・専攻別の分科会も行われた。

 また、開催のスポンサーとなった神学校、キリスト教団体など、13団体がブースを出展し、学生たちと語り合う時間も持たれた。

 KGKは、学生主体、超教派、福音主義を掲げる学生団体。17年に70周年を迎える。

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