リチャード・ヘイズ氏招き国際シンポ 「和解と平和」めぐり長崎・東京で 2015年4月28日
被爆70年、信徒発見150年を迎える今年、長崎原爆資料館(長崎市平野町)を会場に「北東アジアにおける和解と平和のための祈り」と題する国際シンポジウムが、4月26日午後2時から開かれる(デューク大学神学部和解センター「北東アジアキリスト者和解フォーラム」主催、長崎市、長崎キリスト教協議会、活水女子大学、長崎外国語大学、青山学院大学宗教センター、同大学校友会長崎県支部、キリスト新聞社後援)=写真上。入場無料、通訳あり。
アメリカのデューク大学和解センターが展開する「北東アジアの和解のためのキリスト教フォーラム」のフォローアップ・セッションとして、学術的ディスカッションを行い、北東アジアの和解と平和に貢献することを目指すもの。
デューク大学から、新約聖書学において英語圏の第一線で活躍するリチャード・ヘイズ教授が来日。さらに、日本二十六聖人記念館の館長であるレンゾ・デ・ルカ神父が講演をするほか、関田寛雄氏(青山学院大学名誉教授)もパネラーとして参加。中国・韓国からの参加者と共に、「和解と平和」をめぐって語り合う。
また、5月2日には東京・渋谷の青山学院大学本多記念国際会議場(17号館6階)でも、「北東アジアにおける和解と平和のために」と題する国際シンポジウムが開かれる(青山学院大学、デューク大学共催)=写真下。入場無料、通訳あり、定員250人。こちらにはヘイズ氏のほか、台湾・韓国・日本からそれぞれマブ・ホアン(スーチョウ大学政治学部教授)、パク・ヤング(延世大学校教授)、梅津順一(青山学院院長)の3氏が登壇する。
問合せは和解フォーラム実行委員会(℡03・3414・4393)まで。