「牧師ROCKS」全員が牧師に 初のフルアルバム予約を開始 2015年5月2日
「牧師ROCKS」の快進撃が止まらない。日本福音ルーテル教会(立山忠浩総会議長)に属する牧師と神学生の4人で2013年に結成したロックバンドが、この春、2人の神学生の卒業と共に、正真正銘の「牧師ROCKS」として新生した。4月からボーカルの関満能氏が日本福音ルーテル俣教会・八代教会(兼任)に、ギターの笠原光見氏=写真=は日本ルーテル教団浦和教会にそれぞれ赴任する。
ベースの関野和寛氏(日本福音ルーテル東京教会牧師)は、週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)2015年3月23日増大号の「宗教でハッピーになる」と題する誌面で、他の若手宗教者と共に紹介されたほか、インターネット放送局FEBCでは、4月7日から毎週火曜の番組「イエスが与えてくれる、この鼓動(ビート)」を担当する。すでに3回分の音源がアップされており、パソコンやスマートフォンで聴くことができる(http://www.febcjp.com/tag/rock)。
さらに、今夏には初のフルアルバム「ON THE ROCKS」(送料込2千円)を発売。予約者100人の名前と、寄せられた祈りや願いを歌詞カードに記すという。すでに4月5日から受付を始めており、6月9日まで100人に達した時点で終了する。
ドラムの市原悠史氏(日本福音ルーテル甲府・諏訪教会牧師)は、寄せられた祈りや願いを読み、「一人ひとりの祈り、願い、思いの中にいる、もっと多くの人を巻き込むアルバムを作りたい」と意気込む。
予約方法は、予約者の氏名・住所、歌詞カードに書きたい40字の祈りや願い(プライバシーを害してしまうものはイニシャルなどで対応)をlutheranrockers@yahoo.co.jpまで。アルバム発売日に自宅もしくはプレゼント先に発送される。
日本テレビ系列のテレビ番組「月曜から夜ふかし」(4月20日放送)でも、「坊主バンド」とのライブの模様が一部紹介されるなど、今後の動向からも目が離せない。