大阪で「ざっくり」神学講座 6月 関学大阪梅田キャンパス 多彩な講師が出前授業 2015年5月23日
雑誌「ミニストリー」(キリスト新聞社)の編集委員らが講師となり、実践神学にまつわる45分の出前授業を展開するセミナー「ざっくりわかる出張『ミニストリー』神学講座」が、6月6日に関西学院大学大阪梅田キャンパス(大阪市北区)で開かれる。
昨年11月には同誌編集主幹の平野克己氏(日基教団代田教会牧師)、越川弘英氏(同志社大学キリスト教文化センター副所長)、編集委員の西原廉太氏(立教大学副総長)が講師となり、CLCブックスお茶の水店(東京都千代田区)を会場に3週連続で行われ、毎回満席となるほど盛況だった。
東京に続き大阪で催される今回は、関谷直人氏(同志社大学神学部教授)が「牧会学――メンタルヘルスの視点から」、水野隆一氏(関西学院大学神学部教授)が「賛美歌学――神学的作品としての教会音楽」、中道基夫氏(関西学院大学神学部教授)が「礼拝学Ⅱ――〝ことば〟で力を取り戻す」と題してそれぞれ講義をする。
これらの講義はすべて撮影され、DVDとして雑誌「ミニストリー」の付録になる。今後も、各地のキリスト教主義学校や専門書店と連携しながら開催していく予定。
時間は午後5時半(5時開場)~8時半。受講料は1千円(当日、受付にて精算)。定員20人(定員になり次第締切)。申込み・問合せはキリスト新聞社(℡048・424・2067、メール smatsutani@kirishin.com)まで。
【講師略歴】
せきや・なおと 1960年奈良生まれ。大阪芸術大学音楽学部、同志社大学神学部卒業。同神学研究科博士課程(前期)、サンフランシスコ神学校博士課程修了(神学博士)。日本基督教団霊南坂教会担任教師、米国パイン合同メソジスト教会日本語教師、日本基督教団高の原教会主任代務教師などを経て現職。著書に『現代キリスト教カウンセリング』(日本キリスト教団出版局)、『「健康な教会」をめざして――その診断と処方』(キリスト新聞社)など。
みずの・りゅういち 1963年大阪生まれ。関西学院大学大学院神学研究科博士課程前期課程、南メソジスト大学パーキンス神学院修了。日本基督教団東梅田教会担任教師を経て、関西学院大学神学部でヘブライ語聖書学を教える。関西学院大学博士(神学)。日本基督教団讃美歌委員会委員長。著書に『アブラハム物語を読む――文芸批評的アプローチ』(新教出版社)、共編著に『教会音楽ガイド』(日本キリスト教団出版局)など。
なかみち・もとお 1960年兵庫生まれ。関西学院大学神学部卒業、同大学大学院神学研究科修士課程修了。日本基督教団城之橋教会主任教師、ドイツ・ヴュルテンベルク州教会世界宣教チームDiMOE宣教協力牧師、ハイデルベルク大学神学部留学(神学博士)を経て現職。著書に『現代ドイツ教会事情』(キリスト新聞社)、『天国での再会』(日本キリスト教団出版局)など。本誌「Ministry」で「礼拝『ことば』学ゼミナール」を連載中。