『天使にラブ・ソングを…』がミュージカルで サウンドトラック(CD)も発売へ 2015年7月11日
1992年に日本でも劇場公開され大きな話題を呼び、今でも幅広い年代からの支持がある、あの『天使にラブ・ソングを…』がミュージカル=写真右=として7月15日から8月2日まで、東急シアターオーブ(東京都渋谷区)で公演される。楽曲は映画と違い、アカデミー賞を8回受賞しているアラン・メンケンによる全曲描き下ろしで、『ミュージカル「天使にラブ・ソングを…」』オリジナル・サウンドトラック(CD/ユニバーサルミュージック)=写真下=も発売(7月15日)される。
映画『天使にラブ・ソングを…』の主役でデロリス役のウーピー・ゴールドバーグが今回のミュージカルをプロデュース。演出のジェリー・ザックスよるブロードウェイバージョンのストーリーは基本的に映画を踏襲している。しがないクラブ歌手のデロリスは殺人事件の現場を目撃したために、愛人のギャングに命を狙われ逃走する。かくまわれた修道院で聖歌隊の指導をし、コーラスはみるみる上達する。デロリスと修道女の間に生まれる友情。だがこの噂がギャングに届き…、という内容が、歌と踊りで繰り広げられる。
アランは楽曲について「デロリスはショウビジネス界のトップで何者かになりたいと思っていたけど、別の存在になりたいということを学ぶんだよ」。言い換えるならばそういう世俗と切り離された修道院の中で見つける愛情こそが、現実的にも彼女の人生を救うことになるのだ、とマット・ウルフ(ジャーナリスト)はインタビューをまとめる。
チケット購入は、Bunkamura(03・3477・9999)、東急シアター・Bunkamura各チケットカウンター、チケットぴあ(0570・02・9999)、ローソンチケット(0570・000・407)他。