人生の主権はイエス・キリストに 阪神のM・マートン選手がイベント 2015年10月31日

 11月に日本武道館で開催される「セレブレーション・オブ・ラブwithフランクリン・グラハム」のプロモーションのため、阪神タイガース所属のマット・マートン選手による記者会見とトークイベントが9月22日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で行われた=写真。

 会見では、スポーツ紙などの一般紙記者も集まるなか、「まずわたしは、野球選手である前に、イエスの子どもです。神の子どもであって初めてこのような人生を送ることができています」とあいさつ。自身が身につけている〝believe〟と書かれたリストバンドを指し、信じるということについて話した。

 ヨハネによる福音者3章16節を示し、「わたしがモットーとするところはここです。〝Simply Believe〟単純に、心の底から信じるという信仰が、人生を乗り越える秘訣です」「神さまを信じることで、ミスや失敗も意味のあるものとして捉えることができる。わたしがどこにいようとも、ゲームに参加していても、たとえわたしが先発から外されてしまっても、ゲームを見守ってくれているのは神さまです」と語った。

 また、2010年に大阪で行われた「関西フランクリン・グラハム・フェスティバル」に参加し、感銘を受けことに触れ、11月のイベントについても、「このフェスティバルに期待しています。わたしにとってセレブレーション・オブ・ラブの意味することは、皆でひとつになれる機会が与えられることです」と話した。

 記者会見後に行われたトークイベントでは、同日行われた巨人戦を振り返り、「今日、ゴメンナサイ」「明日、ガンバリマショウ」など、時折日本語を混ぜて笑いを誘いつつ、自身の野球プレーヤーとしての人生を語った。「08年にスランプに陥ったとき、もう野球をやめたいと思った。けれど神さまはわたしに、あなたに計画があると教えてくれた」「野球を通して教えられたことは、人生の主導権はわたしにはないということ。どこに主権を見つけるか、わたしはそれをイエス様だと信じている」と語り、最後に「みなさんがイエス・キリストにある希望と愛と主権を見出すことを祈ります」と締めくくった。

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