高崎に「聖書店 オリーブ」開店 子ども用スペースやソファーも用意 2016年7月2日

 今年4月、群馬県高崎市に新たなキリスト教書店「聖書店 オリーブ」が開店した。群馬キリスト集会の信徒で会社員の成田祐児さんが、妻と、同じ集会のメンバーと共に運営にあたる。

 書店を始めたきっかけは、高崎市で文書伝道を担ってきた高崎キリストチャペル付属「ひかり書店」が昨年閉店したこと。

 店は車通りの多い道路に面した一画。最寄駅のJR高崎問屋町駅、北高崎駅からは車で10分ほどの距離にあり、3台分の駐車場も完備されている。もともとケーキ教室が行われていたプレハブ小屋を改装した店舗で、クリーム色の外装で正面には緑色の看板が掲げられている。店内はプレハブ小屋の面影はなく、子ども用のスペースのほか、座ってくつろげるようにソファーやテーブルが用意されている。また、車椅子でも入店できるよう裏口にはスロープが設置されている。


 棚には、聖書やキリスト教書、雑誌の他、グッズも並び、特に聖書や聖書カバーなどの売れ行きが好調だという。また、聖書に近づいてもらいたい、親しんでもらいたいという願いから、聖書の舞台となったイスラエルの本や立体地図、角笛なども並ぶ。

 成田さんは、「これからは特に本離れが多い若い人に来てほしい」また、「親子連れや未信者とも気軽に入れるようにしたい」と語り、若い人たちが少しでも書店にいられるように、夏期は営業時間を延長することや、少しでも負担なく本が読めるように、クレジットの導入も視野に入れていると話した。その他、夏休みシーズンには、書店裏にある広場を使った、子ども向けのイベントも考えているという。

 【聖書店オリーブ】〒370‐0072 群馬県高崎市大八木町172‐3、℡027・329・5918、営業日時=火・木曜は午後1時~6時、水・金・土曜は午前11時~午後6時。定休日=毎週日・月曜、祝日。https://www.facebook.com/bible.olive.2016/

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