国家晩餐祈祷会で「一致」祈る ゲストに石破茂氏、大川従道氏ら 2017年4月15日
第17回国家晩餐祈祷会(日本CBMC主催、インターナショナルVIPクラブ、国際福音伝道会、ホーリークラブ、朝祷会全国連合、日本信徒前進宣教会協賛)が3月24日に東京・新宿の京王プラザホテルで開催され、教団・教派を超え、国会議員や財界人ら延べ400人が集まった=写真。CBMCはConnecting Business and Marketplace to Christ(ビジネスとマーケットプレイスをキリストに)の略称。
「今、求められる祈りと一致」をテーマに大和カルバリーチャペル主任牧師の大川従道氏がメッセージを担当。ゲストには衆議院議員の石破茂氏、駐日イスラエル大使のルツ・カハノフ氏、音楽ゲストにはテノール歌手の新垣勉氏、日本クリスチャン音楽大学学長の姜春東氏が招かれた。
日本CBMC理事長の近藤高史氏(日本国際飢餓対策機構特命大使)による司会のもと、同副理事長の青木仁志氏(アチーブメント株式会社社長)のあいさつ、カトリック大阪大司教区名誉大司教の池長潤氏による祈りで開会した。
この間、「4代目のクリスチャン」として続けて招かれている石破氏は、曽祖父である金森通倫の逸話、幼いころに通った日曜学校の思い出に次いで、掲げられた「世界と日本に平和を!」というスローガンについて、「その手段についてはいろいろな考え方がある」としながら、「自由、人権が守られ、民主主義が尊ばれ、法の支配が貫徹されるために何ができるか」と述懐した。
大川氏は宗教改革500周年にあたり、「プロテスタント教会は長い間、カトリック教会に対して悪口を言ってきた」と謝罪し、教会が互いに尊敬し合うことを呼び掛けた。
食事の後、廣瀬薫(東京キリスト教学園理事長)、中村陽志(九州キリスト災害支援センター熊本災害支援本部長)、石橋秀雄(日基教団総会議長)、ジム・ファールストム(CBMC国際会長)の4氏が、それぞれ祈りをささげ、峯野龍弘氏(ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会主管牧師)による祝祷で閉会した。