キリスト教学校45校が合同フェア 「グローバル時代にこそ必要なキリスト教教育」 2017年3月18日
カトリックとプロテスタントの小学校・中学校・高等学校計45校が参加する「キリスト教学校合同フェア」が3月20日、青山学院高等部(東京都渋谷区)で行われる。
同フェアは今年で6回目。参加校は昨年より6校増え、東京や神奈川を中心に、カトリック27校(中高18校、小9校)、プロテスタント18校(中高16校、小2校)が参加する。
個別相談ブースでは、各校の担当者が教育内容や入試などについて説明する=写真(昨年の模様)。資料配布コーナーでは、資料参加校を含む全73校のパンフレットなどを無料で入手できる。サレジオ工業高等専門学校による体験イベントコーナーもある。
恒例となった「参加校5分間スピーチリレー」には、女子校22校、男子校3校、共学校7校に加え、小学校7校も参加。各校の担当者が5分ずつリレー形式で自校の魅力を伝える。さまざまな学校の話を聞いた上で学校選びを始めたいという来場者のニーズに応えたもので、今年は各校2回ずつスピーチの時間がある。
同フェアは、「聖書」の価値観に基づいて人間教育を行っている学校同士が、キリスト教教育の魅力を伝えようと2012年に開始。来場者の数も年々増加し、昨年は過去最高の1805人を記録した。
実行委員長の田畑文明氏(白百合学園中学高等学校入試広報部長)は、「グローバルな時代だからこそ、キリスト教教育の必要性を感じる。それは、背景の違う他者をありのままに受け入れるということ。キリストの〝思い〟が問われている。それを皆で訴えられれば」と期待を寄せている。
「キリスト教学校合同フェア」は3月20日、午前10時~午後3時の開催。入場無料。予約不要。当日アンケートに答えると参加校オリジナルグッズが進呈される。参加校の詳細はホームページを参照。問い合わせは、白百合学園中学高等学校(℡03・3234・6661)、または聖学院中学校・高等学校(℡03・3917・1121)まで。