国際ラルシュ連盟 「かなの家」で撮影した最新動画『19の折鶴』 7月26日より配信
1964年にフランスで誕生し、現在37カ国149カ所に拠点を持つ「国際ラルシュ連盟」(L’Arche international)は、知的障がい者を「競争社会に生きる人々が失ってしまっているものを指し示す存在」と考え、知的障がいのある人とない人が共に生きるためのコミュニティを作っている。
同連盟は現在、知的障害のメンバーが持つ「賜物」(gift)を世の中に伝えていくためのツールとして、AsIAmという動画を配信している。これまで、ポーランドやエジプト、北アイルランドなど、8カ国で撮影された動画が公開されている。
7月26日からリリースされる最新作『19の折鶴』(邦題)は、静岡市にある社会福祉法人ラルシュかなの家を舞台に撮影されたもの。かなの家は、国内で唯一同連盟に加盟したメンバー。この作品には昨年起こった「相模原障害者施設殺傷事件(やまゆり園)」に対するメッセージが込められているという。
今回の公開に合わせ、動画撮影責任者であるマイケルさんが来日。かなの家メンバーと一緒に見る時間を設けた。
■日時 7月26日(水)15:00~
■場所 社会福祉法人ラルシュかなの家 まどい(静岡市葵区安倍口新田65-5)
社会福祉法人ラルシュかなの家
〒421-2114 静岡市葵区安倍口新田65-5
担当・横井圭介 ℡054-206-0830