ミャンマーのロヒンギャ迫害 ツツ元大主教がスーチー氏批判 2017年9月21日
【CJC】1984年のノーベル平和賞受賞者、南アフリカのデズモンド・ツツ元大主教が9月8日、ミャンマーでのイスラム系少数民族ロヒンギャ迫害問題をめぐり、アウンサン・スーチー国家顧問を批判する公開書簡を発表した。
時事通信によると、ツツ元大主教はスーチー氏に対し、「あなたは正しさの象徴だった」とした上で、「あなたがミャンマーの最高の地位に昇進する政治的代償が沈黙であるならば、その代償はあまりに高価だ」と指摘。「あなたが正義、人権、国民の団結のために声を上げることを願う。あなたがエスカレートする危機に介入し、国民を正しい道に引き戻すことを願う」と呼び掛けている。