日本キリスト教会「青年の集い」に全国から約100人参加 2017年10月1日
日本キリスト教会(冨永憲司大会議長)は9月 16~18日の3日間、「全国青年の集い」を国立オリンピック記念青少年総合センタ-(東京都渋谷区)、柏木教会(東京都新宿区)で開催した。
「あなたの立ち帰る場所はどこですか――明日(あした)の教会を考える」との主題で、北海道から沖縄まで70人余の青年を含む約100人が参加した。これは、2015年に開催された信徒大会を機に、日本キリスト教会内の「青年会」に該当する信徒らで集まろうと企画されたもので、全国規模での集いは約40年ぶりとなる。
日曜日には東京、横浜、鎌倉の各コースに分かれて礼拝に出席した後、カトリック、正教会、聖公会など、他教派の教会を含めさまざまな歴史的建造物を巡るフィールドワークを実施。グループトークでは、「信仰」「奉仕」「仕事」「家族」「パートナー」「建物」「音楽」の各テーマに分かれ、 青年が直面している課題や、教会が「立ち帰る」場所として機能するための展望について語り合った。
今回、4人の青年を含む委員と準備に奔走した藤田英夫氏(大阪姫松教会牧師)は、再来年は近畿の青年が主体となり開催し、以後も隔年で継続できればと期待を寄せた。