カトリックと聖公会 2人の死刑執行に抗議 2018年1月11日
12月19日に松井喜代司氏と関光彦氏の死刑が執行されたことを受けて、日本カトリック正義と平和協議会「死刑廃止を求める部会」(ホアン・マシア部会長)は同日、抗議声明を発表。再審請求中だった2人への執行は、司法の独立を気にしない現内閣の強固な姿勢を明確にしたと指摘。また関光彦氏は事件当時19歳の未成年であり、少年法の適用年齢引き下げが検討されている中での元少年への執行は、強い政治的意図が働いた恐れがあると主張した。
日本聖公会正義と平和委員会(上原榮正委員長)も同日抗議声明を発表。今回の死刑執行は、人権を軽視する現政権の姿勢の表れだと訴えた。