2019年の特別シノドスに向け 教皇がチリとペルー訪問へ 2018年1月21日
教皇フランシスコは1月15日、チリとペルーの南米2カ国の司牧訪問へ特別機でローマ・フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を出発した。
教皇がチリを訪れるのは、ヨハネ・パウロ2世の1987年の訪問に次いで、今回が2度目。ペルー訪問は、ヨハネ・パウロ2世の1985年、88年に続いて3度目となる。教皇の今回の訪問を特徴づけるものとして、チリのテムコでのアラウカニア地方の住民との出会いや、ペルーのプエルト・マルドナドでのアマゾン地域の住民との集いがある。
バチカン(ローマ教皇庁)では2019年10月、「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」(世界代表司教会議)が開催されることから、教皇の今回の訪問はそのための準備としての性格も帯びている、とバチカン放送(日本語電子版)は伝えている。(CJC)